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びわ湖クラシック音楽祭2019の見どころ

photo from:びわ湖クラシック音楽祭公式サイト

ゴールデンウィーク期間中は日本全国で様々な音楽イベントが開催されますが、昨年2018年から開始した「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」も注目のイベントです。今年は2019年4月27日(土)28日(日)の2日間開催されます。

びわ湖クラシック音楽祭2019の概要

びわ湖クラシック音楽祭は、 2018年、びわ湖ホール開館20周年と米原の文化産業交流会館開館30周年の節目の年に始まりました。
松尾芭蕉も愛した「近江の春」をクラシック音楽と共に楽しむことをコンセプトにした音楽祭では、本格的なオーケストラ演奏はもちろん、ヴァイリン、ハープ、ピアノなどの楽器演奏、声楽アンサンブル、0歳から楽しめるコンサート、地元の高校生による演奏など、2日間で55もの演目が開催されます。入場無料のコンサートもたくさん開催され、さらに有料コンサートはどれも1000円や1500円などとても良心的な料金で楽しむことができます。本格的なクラシック音楽のファンからお子さん連れのファミリーまで、幅広く楽しめる音楽祭です。

びわ湖クラシック音楽祭2019 注目の演目

私は残念ながら琵琶湖に行くことはできないのですが・・・。
「もし行けるなら絶対見たい公演」をまとめてみました!
※あくまでも私の好みと独断ですのでご了承ください。

金子三勇士ピアノリサイタル

金子三勇士さんは6歳から単身ハンガリーに渡り、バルトーク音楽小学校と国際リスト音楽院を修了、東京音楽大学を首席で卒業して大学院も修了したという超エリートな方です。様々なコンクールで受賞をし、日本ではテレビ番組にも出演しています。
そんな注目の若手ピアニストの金子三勇士さんの演奏をなんと1000円で聴けるとは!
チケットはまだ発売中です。

開催日時:4月27日(土)15:00~
プログラム: リスト:ラ・カンパネラ/泉のほとりで/小人の踊り/愛の夢/ハンガリー狂詩曲第2番
料金:全席1,000円/18歳以下500円

金子三勇士(ピアノ)

びわ湖ホール四大テノール BIWAKO SUPER 4 TENORS

びわ湖声楽アンサンブルで出会った4人のテノール歌手で結成されたユニットだそうです。私はカンツォーネが大好きなので、これはぜひ聴いてみたいです。これまでのびわ湖ホールで行われた公演はすべて完売しており、ハイレベルな歌唱力と関西ならではの笑いをまじえたステージは大変な人気なそうです。こちらもまだチケットは発売中です!

開催日時:4月28日(日)10:00~
プログラム: カンツォーネ・メドレー/テノールdeコント! ほか
料金:全席1,500円

びわ湖ホール四大テノール,植松さやか(ピアノ)

コンスタンチン・リフシッツ&大阪フィルハーモニー交響楽団

2日目のクロージング・コンサートとして大ホールで公演されるのがこちらのコンサートです。
大植英次氏の指揮、ピアニストのコンスタンチン・リフシッツと大阪フィルハーモニー交響楽団による演目です。曲目もラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第3番」ラヴェル「ボレロ 」というクラシックファンではなくとも必ず聴いたことがある大変メジャーな選曲ですね!
ロシアのピアニストであるコンスタンチン・リフシッツ氏はリサイタルも開催していますので、気になる方はチェックしてみてください。

開催日時:4月28日(日)18:45~
プログラム: ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番/ラヴェル:ボレロ
料金:全席1,500円

クロージングコンサート コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ),大阪フィルハーモニー交響楽団,大植英次(指揮)

かがり火コンサート モーツァルト「レクイエム」

びわ湖音楽祭には何度も来日しているマティアス・ユング指揮のもと、彼の率いるザクセン声楽アンサンブル、そして地元のびわ湖ホール声楽アンサンブル、 大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス専属管弦楽団のカレッジ・オペラハウス管弦楽団によるモーツァルトのレクイエムです。
かがり火コンサートという名前の通り、これは屋外の湖畔広場で実施され、湖のほとりでかがり火を焚いて幻想的な雰囲気の中で行われるようです。
2日間共にフィナーレとして演奏されますので、この音楽祭のメインイベントといえますね。
美しい湖とそれに映るかがり火、その中で演奏されるレクイエム・・・
想像するだけでゾクゾク&ワクワクします!

開催日時:4月27日(土)19:30~/ 4月28日(土)19:30~
プログラム: モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626/ザイフリート:リベラ・メ/モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
料金:全席1,500円

かがり火コンサート モーツァルト「レクイエム」